校友会鍼灸室勉強会 平成26年10月25日(土)
◆ 講座 C
『鍼灸師のためのリハビリ知識
してはいけない事、出来る事』
木塚 敬生 先生
10月 25日(土) 16:00〜19:00
講座風景
講座概要
・脳卒中の基礎知識
・脳卒中急性期におけるリハビリテーション
・脳卒中慢性期におけるリハビリテーション
・上肢関節可動域訓練(他動運動)
・下肢関節可動域訓練(他動運動)
・木塚先生のデモンストレーション
・3人グループにて各自、実技訓練
「鍼灸師の為のリハビリ知識」 〜 脳血管障害後後遺症について 知っておくべきこと、してはいけないこと 〜
鍼灸師とリハビリテーション。 長い臨床の中で、全く無関係で過ごせる人は少ないと思われる。
確かに、今回のテーマである脳卒中(Cerebrovascular attack: CVA) において 発症後半年間の急性期に関われる鍼灸師はほとんどいなし、その必要性もない。
しかし、外来診療でも慢性期のCVA患者を診る機会は十分にあるし、 ましてや訪問鍼灸を行う鍼灸師が増加していく中にあって CVA患者との出会いは避けて通ることはできない。
鍼灸師は鍼灸治療。リハビリテーションはPTやOTなどの仕事。 これは基本的な立場である。
鍼灸師はそのあたりの事情および、リハビリテーション現場やそれらの基礎知識を包括的に持つことによって、 自らを活かせるフィールドを見出さねばならない。
「知っておくべきこと、してはいけないこと、そして出来ること」 これが大切である。
講義・実技指導を行ってくれた 木塚 敬生 先生 に感謝申し上げます。